米財務省の買い戻し拡大で金が次の重要水準を試す
米財務省が長期債の流動性支援買い戻しを倍増し、1回当たり少なくとも40億ドルに拡大しました。FOMC議事録を覆す発表となり長期金利が押し下げられる中、金は100日移動平均を上抜け約4,500ドル付近の次の技術的節目を試しています。
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米財務省が長期債の流動性支援買い戻しを倍増し、1回当たり少なくとも40億ドルに拡大しました。FOMC議事録を覆す発表となり長期金利が押し下げられる中、金は100日移動平均を上抜け約4,500ドル付近の次の技術的節目を試しています。
財務省の長期国債買い戻しが需給と流動性を改善し、国債利回り低下と米ドル安を招いた結果、金は約3%上昇、ビットコインは65,000ドル台から69,000−70,000ドル付近へ上昇しました。買い戻しはFRBの量的緩和とは異なります。
外為どっとコム総合研究所の見通しでは、今週の金は4,280〜4,630ドルを想定。4,350ドル前後の維持や4,500ドル台回復の解釈、米財務省の国債買い戻し倍増と今後の指標が注目点とされています。
水曜の急変動と実際の政策変化の差がポジショニングの鍵である。金が1日で約3%上昇し、ドルは3か月ぶり安値となり、買い戻し発表はデベースメント論の確認材料として作用したとみられる。今後の財務省介入や赤字データ、Fedの発言に対する反応が大きくなり得るとの示唆がある。
金はアジア取引終盤の約$4,335から欧州朝にかけて小幅反発し約$4,367に。100時間・200時間移動平均の下抜けで短期は弱含みだが、押し目買いの勢いは残ります。重要抵抗は$4,368や100日移動平均$4,381、$4,400-35付近です。
Saxoは中央銀行の289トン需要を指摘し、長期米国債利回りは成長や金融引き締めではなく財政や期間プレミアムを反映している可能性があると述べる。ETFフロー回帰やドルの反転が金を後押しする一方、債券利回りが唯一の懸念材料とされる。
8月の金の反発はテクニカルな戻りではなく本格的なポジション変更とみられており、中央銀行やソブリンウェルスファンドの買い、大口機関の需要が示唆される。ドル安や9月利上げ確率の低下も追い風となっている。
Wells Fargoは2026年の金目標を$4,900–5,100に引き下げたが、中央銀行やアジアの需要が強く総合的には依然として強気であると述べた。米実質金利の上昇を主要な逆風と認識している。
金価格は先週高値近辺の約$4,450から下落し一時100日・100時間移動平均を下回ったが、買いが入り再び両移動平均を上回り高値$4,427.65まで上昇し現値は約$4,422。$4,384-$4,391が重要な維持ゾーンで、上方目標は$4,450および200日移動平均$4,491。