NY株見通し――ISM非製造業PMIや雇用統計を控えもみ合いか
前日の米株は主要3指数が反発。長期金利上昇の一服や原油先物の上昇鈍化が好感され、ダウやナスダックが上昇。重要指標・決算を控え今晩はもみ合いの可能性があるとみられています。
主要国の経済指標・統計データとEA利用者向け解説
前日の米株は主要3指数が反発。長期金利上昇の一服や原油先物の上昇鈍化が好感され、ダウやナスダックが上昇。重要指標・決算を控え今晩はもみ合いの可能性があるとみられています。
8月のPMIは国別で明暗が分かる一方、ユーロ圏全体の民間部門は7月と同程度の成長を維持。雇用は年初来で初拡大、物価圧力はやや安定するもインフレは依然高水準です。
スイスの8月CPIは前月比+0.4%、前年同月比+0.8%と予想上回り、ガソリン価格が前年同月比で25%上昇したことが主因。コアは年率で小幅上昇にとどまり、SNBは物価安定の下限付近で政策変更を急がない見通しです。
RatingDogの中国サービスPMIは8月に51.4へ上昇し、7月の50.4から改善。国内需要が輸出の鈍化を相殺し、民間調査が公的指標より強い傾向を裏付けました。AUDに対しては複合値52.1が下支え要因となります。
日本のサービスPMIが5か月ぶりの高水準となり、成長加速とほぼ記録的なコスト転嫁が日銀の追加利上げの議論を強めました。一方で新規輸出受注は2020年11月以来の急速な縮小を示し、状況を複雑化させています。
2026年9月3日、アジア時間の注目はRatingDog/S&Pの民間サービスPMI。今週の中国PMIはNBS製造業49.8、非製造49.0で、民間製造は51.5を記録しました。
7月の米国工場受注は前年比ではなく前月比で0.9%増、予想の0.6%を上回りました。6月は-0.3%から-0.2%に修正され、耐久財受注や除外項目別の内訳も報告されています。
EIAの週間在庫は原油が-4.450Mバレル(予想-1.085M)、ガソリンが-1.173M(予想-1.850M)、留出油が+0.796M(予想-1.275M)でした。民間データは原油-2.6M、ガソリン+300,000、留出油-300,000でした。
前日のNY株は主要3指数が3営業日続落。米軍のイラン攻撃発表で原油先物が5%超上昇し、米長期金利も上昇しました。今晩は8月ADPや原油相場、米国債利回りなどをにらんだ神経質な展開が見込まれます。
豪州Q2の実質GDPは前期比0.4%増、年率成長は2.1%と予想を上回りました。市場は9月のRBA利上げ確率を48%から57%に引き上げ、AUD/USDは0.7150台へ上昇しました。EV購入の増加が成長を押し上げました。
EIAは技術的問題を理由に2026年6月分のPetroleum Supply Monthly公表を8月31日から9月に延期しました。州別の詳細が数週間欠落し、戦略備蓄の低下などを背景に不確実性が増しています。
前日のNY株はダウ平均が374.09ドル安(-0.70%)、ナスダック総合指数は0.12%安で2営業日続落。地政学リスクや長期金利上昇が重荷となる一方、8月の月間ではAI銘柄が支えとなった。今晩はISM製造業PMIなど複数の経済指標に注目が集まる。