アジア経済イベントカレンダー:2026年9月3日、民間サービスPMIに注目
アジア:2026年9月3日(木)の経済イベント
本日2026年9月3日(木)、アジア時間で注目のデータはRating Dog / S&Pによる民間セクターのサービスPMI調査です。
振り返り(今週の中国PMI)
今週月曜に発表された中国のPMIは、NBSの8月分が公表されました。製造業PMIは49.8に上昇し、7月の49.2から改善、コンセンサスの49.7をわずかに上回りました。これで2カ月連続の50未満の縮小圏となりましたが、内訳は建設的で、outputとnew ordersはともに再び拡大圏に転じ、新規輸出受注も同様でした。一方で弱点は雇用で、依然として縮小が続いています。
NBSの非製造業PMI(サービスと建設)は49.0で横ばいでした。建設の減速が重荷となり、北京はその一部を極端な天候に起因すると説明しました。
民間調査の動き
火曜に発表された民間のRatingDog製造業PMIは、50.9から51.5に上昇し、約51の予想を上回り、2カ月ぶりの高水準となりました。新規受注は15カ月の成長連続を延ばし、これは2018年以来の最長で、輸出受注の6カ月で最も速い伸びにも支えられました。この調査はより小規模で輸出志向の企業に偏る傾向があり、より国営企業が多いNBSのパネルとの差異を説明しています。
見通し(本日の注目点)
本日の発表はRatingDogのサービスPMI(旧Caixin)です。公式の非製造業の数値が軟調で建設が足を引っ張っていることを踏まえると、民間サービスの結果も同様に抑制されたものとなる可能性がある一方で、RatingDogの調査は今年、輸出志向の製造業側でNBSのそれより高めに推移しています。
AUDの観点
AUDは鉄鉱石や幅広いコモディティを通じた貿易連動性を踏まえ、中国センチメントの分かりやすい流動性の高い代理指標の一つです。本日大幅な上振れとなれば、今週の外需の底堅さという流れを補強する可能性があり、AUD、特にAUD/USDや資金調達通貨に対するAUDクロスを支える可能性があります。
