経済指標

8月の卸売物価高止まり、BOJ利上げの確度を高める

2026年9月11日 09:48 JSTEAパラダイス編集部

概要

8月の企業物価指数(CGPI)は前年比7.6%上昇と、予想の7.4%を上回りました。これにより市場は次回会合で日本銀行が政策金利を1.25%に引き上げる可能性をほぼ織り込んでおり、対円クロスの即時のサプライズ材料は限定的です。

主要数値

  • 企業物価指数(前年比、8月): +7.6%(予想7.4%)
  • 企業物価指数(前年比、7月・改定値): +7.7%
  • 企業物価指数(前月比、8月): -0.2%(予想: 横ばい)
  • 企業物価指数(前月比、7月・改定値): +0.4%
  • 輸入物価指数(円ベース、前年比、8月): +24.8%
  • 輸入物価指数(前年比、7月・改定値): +29.3%

示唆

輸入物価指数の前年比24.8%上昇は、円安が一部で期待されたように緩和するのではなく、国内のコスト圧力に直接影響を与え続けていることを示しています。これにより、よりタカ派寄りの利上げ期待が残っており、アナリストは2027年第2四半期に追加で1.75%までの利上げを織り込む見通しを立て始めています。

既にほぼ織り込まれている利上げは、当日の相場反応が利上げ幅の大きさほどではないことにつながる傾向があります。

免責事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。