金融・経済

日経平均、後場に崩れて安値引け 為替変動に神経質な地合い続くか

2026年9月9日 04:16 JSTEAパラダイス編集部

ニュース概要

8日の日経平均は3日ぶりの大幅反落となり、終値は1130円安の65269円となりました。米国が休場で材料難の面もあったなか、ドル円の大きな円高に警戒して取引が始まり、場中は荒い展開が続きました。下げ幅が600円超に広がった場面から一時鋭角的に切り返してプラスに転じましたが、後場に再びマイナス圏に沈むと売りが重なり、下げ幅を4桁に広げて安値引けとなりました。

業種・銘柄の動き

東証プライムの売買代金は概算で8兆4700億円でした。業種別では情報・通信、石油・石炭、鉱業が上昇した一方、ガラス・土石、輸送用機器、電気機器などが下落しました。

寄与度の大きいソフトバンクグループは強く買われ、ここ数日の上昇に続き5%を超える上昇となる場面もあり、10時近辺では上げ幅が300円超に達しました。セリアは8月の月次が好感され円高進行も追い風となり大幅高となりました。

一方で太陽誘電、村田製作所、TDKなど電子部品株の下げが目立ちました。円高メリット銘柄のイメージが強いニトリHDや神戸物産に資金が向かい、内需株では大成建設や清水建設が相対的に強い動きとなりました。外食ではすかいらーくやくら寿司の動きが良好でした。

急速な円高進行を受けてトヨタやホンダなど自動車株は軒並み大幅安となり、ブリヂストンや横浜ゴムなどタイヤ株も売られました。AI関連はソフトバンクグループ以外はほぼ弱く、ディスコ、ソシオネクスト、住友電工などが下落しました。足元で値を崩した銘柄としてセイコーグループ、シチズン時計、カシオ計算機がそろって急落しました。

テクニカルと今後の注目点

この日の下げで日経平均は前日の上げ分(1378円)の大半を消失し、終値で25日線(66209円、8日時点)を下回りました。あすは5日線(65046円)や節目の65000円を割り込むことなく推移できるかが注目されます。今日の米国や欧州の反応次第という面もあり、FOMCや日銀金融政策決定会合までにはまだ日数がある点も指摘されています。

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