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NY為替見通し:ドル円、米8月CPIのサプライズに警戒

2026年9月11日 19:46 JSTEAパラダイス編集部

ニュース概要

本日のNY為替市場のドル円は、米8月消費者物価指数(CPI)のサプライズに警戒しながらの取引となる見込みです。前日に発表された米8月卸売物価指数(PPI)は前年比+5.4%と、7月の+4.8%から伸び率が加速しました。

このPPIの加速を受け、CMEグループがFF金利先物の動向に基づき算出する「フェドウオッチ」では、15-16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ確率が発表前の60%台から70%台に上昇しています。

長期金利と財政の動き

米長期債利回りは、原油価格上昇を受けたインフレ懸念や財政赤字拡大懸念などから上昇基調にあります。米10年債入札での最高落札利回りは4.834%、米30年債入札では5.308%でした。

米財務省関連では、ベッセント米財務長官が就任時に米10年債利回りを4.0%未満に抑えると表明し、「米財務省版ツイスト」による長期債利回り抑制の試みがあったと伝えられています。2026年会計年度の利払い額は、7月までで1兆1695.93億ドル(利率:3.32%)と過去最高を記録しています。今後2年間で発行されている国債の50%が満期を迎える点も指摘されています(※2026年:9兆ドル、2027年:5兆ドル)。

注目点

  • 本日発表の米8月CPIは前年比+3.4%で7月と変わらずと予想されているが、PPIと同様に加速する可能性に警戒が必要とされています。
  • 仮にCPIが予想を下回っても、足元の原油価格高騰を受けて追加利上げが必要となる可能性が高まったままであるとされています。ジャクソンホール会合でウォーシュFRB議長が示唆していた点も言及されています。
  • トランプ大統領が提案した成人への5,000ドル給付(トランプ配当)について、全ての成人米国民(国勢調査によれば約2億4000万人)に支払われた場合、総額は約1兆2000億ドルとなる換算だとしています。
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