金融・経済

FRB決定前にAI懸念で米株先物下落、ハイテク売りが優勢

2026年9月14日 20:05 JSTEAパラダイス編集部

米株先物は下落し、FRB決定を前にハイテク銘柄が売られています。S&P 500先物は0.8%安、Nasdaq先物は1.8%安となっており、後者はAIトレードに関する再評価の影響でさらに下押しされています。

Nvidiaはプレマーケットで約3%安ですが、この弱さは他の半導体メーカーやメガキャップのテクノロジー銘柄にも広がっています。

今回は引き金がやや異なる可能性があります。最先端モデルの開発を安全上の理由で遅らせる必要がある可能性があるかどうか、AI界の主要人物が疑問を呈したことを受けての動きです。AnthropicのCEO、Dario Amodeiは最先端モデルの進展を意図的に遅らせるようAI企業に促す長文の論考を発表しました。

これに対し、OpenAIのCEO、Sam Altmanは「I agree with Dario that we need to pace the frontier(私はDarioに同意し、フロンティアのペースを調整する必要がある)」と記し、OpenAI自身も同様の措置をとると付け加えました。

なぜ重要なのかというと、市場はここ数年、AI関連支出のほぼ止まらない成長を織り込んできたためです。開発が一時的であれ鈍化すれば、チップやデータセンター、コンピューティングインフラの需要がどれだけ速く拡大するかを投資家が見直さざるを得なくなります。

しかもAI領域のバリュエーションがすでに高い水準にあるとき、不確実性が少しでも高まれば相場をかき乱し、一連の売りを誘発しやすくなります。ただし、私は今日の売りをすべてAIのせいにするつもりはありません。

免責事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。