S&PとNasdaqのテクニカル:時間足の主要移動平均が示す分岐点
S&PとNasdaqの概況
広範なS&PとNasdaqの両指数は日中に下落しており、下落幅はおおむね0.45%程度です。弱含みの展開で、両指数は買い手が優勢か、あるいは短期的なバイアスがより明確に下向きに変わり始める可能性があるかを判断する助けになる可能性がある重要な時間足移動平均に接近しています。
S&Pが100時間・200時間移動平均を試す
S&P指数は北米時間序盤において、以下の100時間・200時間移動平均を試しています。
- 100-hour moving average: 7,689.86
- 200-hour moving average: 7,676
これらの移動平均は買い手と売り手にとって重要なテクニカルな指標となります。移動平均の上で維持できれば、現在の下落はより大きな上昇トレンドの中での調整に過ぎないという希望を買い手に与える可能性があります。なお、本日の安値は7675.69で、これは200時間移動平均の水準付近にあります。
逆に、両移動平均を下回って持続的に推移するようだと短期的なバイアスは再び下向きに傾くことになります。また、買い手がトレンドを定義するのに役立ってきたサポート領域のコントロールを失いつつあることをトレーダーに示すことになります。重要な点は、移動平均が市場の行き先を予測するわけではない一方で、リスクを定義できる水準をトレーダーに提供することです。エリアに寄りかかる形で買いを入れている参加者は価格がその上にとどまることを望みます。価格が下抜けてそのまま低下し続けると、そうした買い手は手仕舞いを余儀なくされ、売り手の確信が高まる可能性があります。
高値の推移と示唆
広範な値動きを見ると、S&Pは8月初旬に上昇し最終的に史上高値の7,815.54を付けました。しかしその後の高値は徐々に切り下がっています。
- All-time high: 7,815.54
- Late-August high: 7,771.48
- September high: 7,756.00
高値が切り下がる一連の動きはわずかにネガティブです。それは買い手が指数の高値を押し上げ続けてきたことを示しています。
