米株、原油高と長期金利上昇で3日続落
米株、原油高と長期金利上昇で3日続落
主要米株価指数は、原油価格の上昇、米国の長期金利上昇、そしてインフレ懸念の継続を受けて3日続けて下落して取引を終えました。明日(米国時間)はPPIのデータが午前8時30分に発表され、金曜日にはより重要なCPIデータが発表されます。この組み合わせを受け、アナリストはFRBが重視するPCEインフレ指標との関連をつなぎ合わせることになる見込みです。
ブレント原油は1バレルあたり$100を上回り、日中高値は$101.64に達しました。中東での緊張激化により世界のエネルギー供給の混乱懸念が高まり、WTIも約$97に向けて急上昇しました。エネルギー価格の上昇はインフレに波及する可能性があり、今週発表される米国のインフレデータを前にFRBの見通しを複雑にしています。
財務省が60億ドルの債券買い戻しオペレーションを発表した後、国債利回りも上昇しました。これは従来の20億ドルから増額されたものの、一部の投資家はより積極的な対応を期待していました。10年債利回りは最大で4.85%まで上昇し、株式にとってさらなる逆風となりました。
主要指数の終値
- Dow industrial average:52,386.25(-405.04ポイント、-0.77%)
- S&P 500:7,636.37(-37.16ポイント、-0.48%)
- Nasdaq Composite:26,253.34(-168.07ポイント、-0.64%)
- Russell 2000:2,921.23(-38.97ポイント、-1.32%)
- Nasdaq 100:29,421.55(-86.15ポイント、-0.29%)
ラッセル2000が主要指数の中で最も弱く終わりました。小型企業は借入コスト上昇に敏感である傾向があり、利回りの上昇が同指数により大きな重しとなりました。一方、Nasdaq 100は広範な市場よりも比較的堅調で、MetaのMuse AIエージェント発表を受けて同社株が6.55%上昇したことが支えとなりました。エージェントは単なるチャットボット以上を目指して設計されています。
