金融・経済

原油先物が100ドル超、米・イラン攻撃の激化で

2026年9月9日 22:37 JSTEAパラダイス編集部

原油先物が100ドルを突破

Brent原油先物は、本日1バレルあたり100ドルの水準を上回り、これは7月下旬以来初めてです。Brentは2%超上昇して約100ドルとなり、WTIも約95ドルへと上昇しました。

米・イランの攻撃の経緯

この動きは、米軍がイランの油槽船5隻を攻撃したことを受け、イランがホルムズ海峡内外で米軍資産や船舶を標的にした攻撃で報復したことによります。

ホルムズ海峡が最大のリスク

トレーダーにとって最大の懸念はホルムズ海峡で、世界の石油・精製品輸送のかなりの割合が通常この海峡を通過します。紛争が始まって以来、海峡を通る石油の流れは既に大幅に減少しており、最近の輸送量は最新の激化前に見られた水準を大きく下回っています。

タンカーやエネルギーインフラに対するさらなる攻撃の可能性があるため、原油価格には大きな地政学的リスクプレミアムが上乗せされています。

地域の拡大リスク

状況は、イラン支援のフーシ派勢力によるサウジのエネルギーインフラへの攻撃によりさらに複雑になっています。複数のサウジ施設が影響を受けており、混乱が米・イランの争いにとどまらず広がる可能性があるとの懸念が高まっています。

$100水準の意義

$100の水準は心理的にも重要であり、これを持続的に上回る動きは、市場が一時的な地政学的ショックではなく、長期的な供給遮断を織り込んでいるという見方を強めるでしょう。

免責事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。