香港株見通し:28日は上値重く、FRB議長講演を控え様子見か
ニュース概要
28日の香港市場は上値の重い展開が予想されます。中東情勢の不透明感を受け、前日に米原油先物相場が上昇し、米長期金利も上昇したことから、運用リスクを取りにくいと見られます。
また、米西部ワイオミング州で開幕した経済シンポジウム「ジャクソンホール会議」で、香港時間きょう夜に米連邦準備理事会(FRB)のウォーシュ議長が講演する予定です。結果を見極めたい投資家が積極的な売買を手控え、様子見ムードが次第に強まる展開があり得ます。
中東情勢と市場材料
レビット米大統領報道官は27日、『FOXニュース』で米国がイランと戦闘終結に向けた協議をしていないと述べました。市場では交渉再開には時間がかかるとの見方が広がっています。
個別銘柄の注目点
業績を手掛かりとする個別物色は引き続き活発となりそうです。前日大引け後に2026年6月中間決算を発表したハンセン指数構成銘柄の東方海外(00316)、SMIC(00981)、中国アルミ(02600)、中国人寿保険(02628)の値動きが注目されます。
米市場の状況
27日のNY株式相場はダウ平均など主要3指数がそろって反発しました。前日引け後に決算を発表したエヌビディアが強気な売上見通しを示して急騰し、ハイテク株を中心にセンチメントが大きく改善しました。
同日の香港株の米国預託証券(ADR)では、大型ネット株のテンセント(00700)とアリババ集団(09988)、国際金融銘柄のHSBC(00005)とAIAグループ(01299)、新エネルギー車のBYD(01211)が香港終値を下回って引けました。
