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豪ドル/円とNZドル/円、円高と原油急騰で下落-来週はRBA高官発言や日銀会合、NZ GDPに注目

2026年9月12日 06:19 JSTEAパラダイス編集部

ニュース概要

今週の豪ドル/円は112.45円前後、NZドル/円は91.74円前後で取引を開始しましたが、円高の進行で大きく下落しました。円買いは日銀の追加利上げ観測や円キャリートレードの巻き戻し、本邦への資金還流などが背景となりました。8日には豪ドル/円が110.23円前後、NZドル/円が89.33円前後まで下値を拡大しました。

下落要因

イラン情勢の緊迫化を受け、NY原油(WTI)先物価格が約4カ月ぶりに1バレル=100ドル台へ急騰したことが世界的な株安を招き、資源国通貨である豪ドルとNZドルに強い下落圧力がかかりました(執筆時点)。

来週の注目点

  • オーストラリア:RBAの追加利上げ観測と円高圧力の綱引きが懸念されます。RBAは9月29日に金融政策会合を控えており、7月のインフレが予想より強かったとするハウザーRBA副総裁の発言がありました。9月28-29日の理事会で利上げの是非が議論される見通しです。また、18日にブロック総裁らRBA高官の議会証言が予定されており、金融政策に関する姿勢が注目されます。
  • 日本:17-18日に日銀の金融政策決定会合が開催され、市場は0.25%(25bp)の利上げを確実視しているとの記述があるため、植田日銀総裁の会見での発言が注目されます。
  • ニュージーランド:17日に発表される4-6月期国内総生産(GDP)が最大の注目材料です。RBNZは2日の金融政策会合で政策金利を25bp引き上げて2.75%とし、声明では今回の利上げにより今後の追加引き上げの必要性が軽減されるリスクがあると述べています。原油価格の急騰が世界的なインフレリスクとして意識される中、GDPの結果が注目されます。

来週は各国の金融政策動向や主要経済指標を巡る発言・結果が、豪ドル/円およびNZドル/円の値動きに影響を与える可能性があります。

免責事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。