FX・為替

ユーロ円177.00〜181.50、ポンド円205.50〜211.00の来週見通し

2026年9月12日 06:18 JSTEAパラダイス編集部

執筆:小野直人 執筆日時:2026年9月11日 15時30分

ニュース概要

来週の為替見通しとして、ユーロ/円の予想レンジを177.00〜181.50円、ポンド/円の予想レンジを205.50〜211.00円としています。

今週の動き

今週は円高が想定以上に進行しました。ユーロ円とポンド円はともに前週の予想レンジの下限を割り込み、ユーロ円は177.85円、ポンド円は207.09円まで下落しました。その後、11日15時時点ではユーロ円が179円台、ポンド円が208円台まで戻しています。

見通しと注目点

  • 円高進行の背景として円キャリー取引の巻き戻しや日銀の利上げ観測の強まりが挙げられています。
  • ユーロ円はECBの追加利上げ観測が下支え要因であり、RSIは売られ過ぎ水準にあると指摘されています。
  • ポンド円は英国金利上昇と財政懸念、及び英中銀(BoE)の慎重姿勢の違いに注意が必要とされています。
  • 筆者のメインシナリオとしては、日銀が市場の期待ほど追加利上げを急がなければ、円買いが一服し両通貨とも今週安値から持ち直す余地があるとしています。ただし、日銀内で利上げペースに見方の違いがあり、植田総裁が明確な利上げ経路を示す可能性は高くないとされています。
  • なお、米CPIの発表(11日21時30分時点で未発表)は、FOMCの利上げ観測やドル/円の動きに影響を及ぼし、週明けのユーロ円・ポンド円のスタート地点にも影響する可能性があるとされています。
  • 欧州中央銀行(ECB)は10日、3つの政策金利を0.25ポイント引き上げ、中銀預金金利を2.50%とし、2027年・2028年のインフレ見通しを上方修正するとともに、エネルギー高などによる物価上昇への警戒を強めています。
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