原油高とイランのタンカー押収報道を受け米株が下落
米株は原油高を受け下落
市場のムードは悪化しており、原油が相場を動かしているとみられます。WTI原油は前日比で1.33ドル上昇し83.74ドルとなり、セッション高値を付けました。早朝には81.50ドルまで下落していましたが、ここ1時間で強く買い戻されています。これはイランとの交渉が進展していない兆候とみられます。
市場には現在、膠着状態にあることへの不信感があり、イランは一段のエスカレーションについて言及しています。報道によると、イランはホルムズ海峡でUAE所有のタンカーを押収したとされています。これにより攻勢に転じる意思があることの裏付けになっているとの見方があります。
米国はさらなる経済制裁を示唆し、イランは軍事的な反撃を示唆しており、関係者は同海域を航行したがらない状況です。原油高とホルムズ海峡リスクの高まりを受けて、米国債利回りは本日の高値付近にあり、10年債は2ベーシスポイント上昇して4.72%、30年債は金融危機以来初めて5.30%に到達しました。
これが株式市場に重しとなり、S&P 500は0.4%、29ポイントの下落となっています。代表的な下落銘柄には以下が含まれます。
- MSFT -3.3%
- META -4.0%
- AMZN -1.6%
- V -1.0%
- TSLA -1.0%
売りの形状は、秋に何らかの大きな動きがある可能性を前にした着実なデレバレッジのように見えます。一方で小口投資家はメモリ銘柄に買いを続けており、Micronは4.9%上昇しています。
