金融・経済

UBS、テック株の調整は魅力的な買い場と指摘

2026年8月27日 06:33 JSTEAパラダイス編集部

UBSは最近のテック株の下落を、需要問題ではなく評価のリセットと捉え、AIに対する強気の見方を強化しています。同社はトークン消費やハイパースケーラーのクラウド成長を重視し、これらがAI支出の収益化を確認するポイントになるとしています。

主な指摘点

  • 過去10日間でNasdaqは1.9%下落、Philadelphia Semiconductor Indexは8.2%下落し、長期国債利回り上昇やAIの設備投資・資金調達懸念がセンチメントを圧迫したとUBSは指摘しています。
  • OpenRouterのデータではトークン消費が週次で24%増加し、トークン量は過去1年で30倍超に拡大しており、需要が効率化による価格下落を上回っている証拠とされています。
  • UBSは総AI資本支出が2027年に$1.2 trillionに達し、今年見込みの$900 billionから33%増加すると予測しています。
  • ハイパースケーラーは第2四半期に平均でクラウド収入が前年同期比48%増を報告し、UBSはこれが現四半期に58%へ加速すると見込んでいます。
  • UBSはAmazon CEOアンディ・ジャシーの発言を引用し、AI投資は構造的な足かせではなくタイミングの不一致を反映しており、データセンター資本は30年以上にわたり収益を生み出す可能性があるとしています。
  • 半導体のバリュエーションはフォワードPERで約22倍にまで緩和しており、これはpost-ChatGPTの平均24倍を下回る水準です。
  • 長期国債利回りやAIの資金調達懸念がセンチメントを脆弱に保つ一方で、UBSはリスク・リワードが改善したと主張する余地があるとしています。
  • また、決済ネットワークやデータセンターREITなどの防御的テックへの分散を呼びかけており、短期的なボラティリティは続くと見られるが中期的な確信は維持していると示唆しています。
免責事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。