金融・経済

東京のインフレが9月のBOJ利上げの可能性を高める

2026年8月28日 10:38 JSTEAパラダイス編集部

東京のインフレが9月のBOJ利上げの可能性を強める

8月の東京のインフレ指標は予想を上回る面があり、早ければ9月17-18日の会合でのBOJによる利上げの正当性を強めています。BOJが最も注視するコアコア指数は、目標を上回るよりきりの良い節目までわずか2ベーシスポイントに迫っています。

主要データ

  • 東京ヘッドラインCPI(前年比): 8月は1.9%、予想1.9%と一致、7月の2.0%から低下
  • コアCPI(生鮮食品を除く、前年比): 1.8%、予想1.7%、7月の1.7%から上昇
  • コアコア指数(生鮮食品と燃料を除く、前年比、BOJの注視指標): 2.0%、7月の1.8%から上昇
  • 卸売物価(前年比): 7月は7.2%に急加速

これらのデータは全国的な物価動向の先行指標とみなされ、9月17-18日のBOJの政策会合で考慮される見込みです。6月にBOJは政策金利を31年ぶりの高水準である1%に引き上げ、7月は据え置きましたが、インフレリスクの高まりについてこれまでで最も強い言及を行っています。

卸売物価の急上昇は、中東関連のコスト圧力が時間差で価格連鎖を通じて依然として波及しているという見方を支持しており、消費者物価が今後数カ月でさらに上昇するリスクを高めています。関係筋によると、BOJは最近の年2回の利上げペースよりもより積極的な利上げペースを検討する可能性があるとされています。

免責事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。