金融・経済

未確認の米・イラン停戦報道で原油が約2ドル下落、ホルムズ航行再開めぐる報道受け

2026年8月26日 06:48 JSTEAパラダイス編集部

原油が未確認報道で約2ドル下落

BrentとWTIは、ある報道を受けて1時間以内にそれぞれ約2ドル下落しました。これは、原油価格が既に前週の高値からおおむね5%下落している流れにさらに拍車をかける動きです。

報道は、ロシアの国営報道機関がパキスタン軍およびイラン治安筋を引用し、米・イランの停戦合意があったと伝えたもので、停戦にはホルムズ海峡の自由航行が含まれるとされ、数日内に正式発表が見込まれるとしています。

ただし、主要な国際報道機関や米国、イラン、湾岸諸国のメディアからはまだ確認されていません。

市場の反応は解決の兆しに敏感であり、現在の価格にホルムズに関連する地政学的リスクプレミアムが大きく織り込まれていることを示しています。一方で、単一の配信が匿名の外国の軍・安全保障関係者を引用しているにすぎないため、約2ドルの再評価は情報源の強さに比して行き過ぎに見えるとの指摘もあります。

当該配信が他の配信やテヘランの国営メディアから支持を得られなければ、デスクは急反転に備えるべきだとされています。

また、CIA長官が現在モスクワに滞在していることが伝えられていますが、これは状況証拠にすぎず、停戦主張を裏付けるものではないとされています。

要するに、今回の原油の動きは確認された取引ではなく噂に基づいており、これまでのところ情報源は価格変動の規模に見合うものではないとみられます。

免責事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。