金融・経済

米財務省が長期国債買い戻しを大幅拡大、ドル下落・株高

2026年8月20日 06:17 JSTEAパラダイス編集部

米財務省が長期債の買い戻しを2倍超に拡大する決定を行ったことが今週の目立った政策対応となり、市場はそのように反応しました。

発表後数時間で30年債利回りは8〜9ベーシスポイント下落しました。これは数週間にわたる売りにさらされていた市場にとって重要な再評価であり、財務省が債券売りを放置せず積極的に介入する姿勢を示したとみられます。

ドルは3カ月ぶりの安値に下落しましたが、これは財務省の介入が金融状況を緩和したとの直接的な読み替えです(タカ派的なFOMC議事録がドルを支えた可能性がある場面でも、後続データがそれらをやや色あせさせた)。

株式市場はFRB議事録よりも債券市場の動きを受け、S&Pとダウはともに高く引けました。一方で半導体株は目立って弱く、AI向け設備投資懸念が重荷となり、買い戻しのニュースでは解消されませんでした。

Giuseppeはこの大きなニュースを現場で追っており、米財務省が長期債向けの流動性支援買い戻しオペの規模を引き上げていると伝えています。

要点:財務省は長期国債の買い戻しを従来の20億ドルから少なくとも40億ドル以上に拡大し、曲線の10〜20年および20〜30年部分を対象としています。今回の動きは、30年債利回りが5.19〜5.21%前後まで上昇し、2007年以来の高水準に達した後の対応でした。発表により利回りは8〜9bp押し下げられ、米ドルは3カ月ぶり安となりました。

免責事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。