金融・経済

ゴールドマン:湾岸原油流出は回復中も戦前水準には遠い

2026年8月28日 10:32 JSTEAパラダイス編集部

ゴールドマン・サックスは、湾岸からの原油流出が回復しているものの、戦争前の水準に比べて依然として大幅に供給不足であるとしています。

同社の推計は独立した2つの方法に基づき、木曜日時点の湾岸原油輸出を概ね15百万〜16百万bpdと示しました。この数値は戦前水準を7百万〜8百万bpd下回る一方、3月に達した谷からは5百万〜6百万bpd上回っています。

また、ホルムズ海峡の通航量が米当局の推定上限に近づいていることが示唆されており、これは生産者や船社が継続する混乱に適応するための実行可能な対策を見出していることを示しているとしています。これにより、供給不足だけによる短期的な価格上昇の余地は限定される可能性があると述べています。

さらに、ゴールドマンは欧州のガスや長期物の石油製品に対する価格上昇を原油そのものより重視しており、これは精製およびガス市場における構造的なボトルネックが原油の供給ギャップよりもより持続的である可能性があるとみていることを示唆しています。

同社は今回の上方修正が、ホルムズ海峡の通航量が米当局の推定である8百万〜10百万bpdに近いことを示唆しているとも述べています。

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