金融・経済

ゴールドマン・サックス、成長鈍化で中国の刺激策リスクを指摘

2026年8月24日 07:18 JSTEAパラダイス編集部

ゴールドマン・サックス、成長鈍化と刺激策リスクを指摘

ゴールドマン・サックスは、中国の成長が目標を下回り約4%に向けて鈍化していることが確定的になると、中国株と人民元に下押し圧力がかかると指摘しています。特に8月と9月のデータが安定化を示さない場合に懸念が強まるとしています。

銀行各社の見積もりの差は、北京が最終的にどれだけの財政・金融支援を実行するかについての実質的な不確実性を示しており、政策に敏感なアジア株や工業用商品は各新たなデータポイントに対して反応し続けるはずだとしています。

各社の見積もり

  • ゴールドマン・サックス: 第3四半期初めで前年比約4%、前期の4.3%からの鈍化、需要主導の減速と説明
  • Macquarie: 7月のデータは月次で約4.2%の成長を示唆
  • BNP Paribas: 4.1%と推定(いずれも北京の年目標4.5〜5%に届かない水準)

市場は政策金利の引き下げよりも、第四四半期に預金準備率(RRR)の引き下げをベースケースとみる可能性が高いとしています。その背景には、PBOCが基準金利に手を付けることに消極的である点や、原油高による工場出荷段階のインフレの強まりがあります。

また、供給側の製造施策よりもむしろ消費を中心とした、漸進的支援を超えるシグナルが北京から出れば、現行の政策ミックスが示すよりも中国国内需要関連のプレイにとってより持続的なポジティブ材料と受け取られる可能性が高いとも記しています。

総じて、中国の成長は約4%に向けて滑りつつあり、緩和期待は高まりつつあるものの、北京は大規模な刺激よりも小幅な調整を好むように見えると述べています。

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