経済指標

ユーロ圏の7月小売売上高が減少し消費支出が軟化

2026年9月4日 19:47 JSTEAパラダイス編集部

ユーロ圏の7月小売売上高:消費の軟化を示す

ユーロ圏の小売売上高は7月に減少し、消費需要の弱含みを示しました。小売貿易の出来高は7月に前月比で0.6%減となり、6月の0.2%増から反転しました。

より広い欧州連合(EU)でも小売売上高は前月比0.4%減となり、前月の0.2%増から反転しました。

一方、年率ベースでは小売活動はわずかにプラスを維持しました。2025年7月と比べると、ユーロ圏の小売売上高は0.6%増、EU全体では1.0%増となりました。

内訳と国別動向

  • 月次の下落は主に非食製品の需要減が要因で、ユーロ圏では非食が1.4%減となりました。
  • 自動車用燃料の販売も0.8%減少しました。
  • 食品・飲料・たばこへの支出は0.4%増で下支えとなりました。
  • 国別ではドイツが月次で大幅な3.4%減と地域全体の下押し要因となりました。スペインは0.9%減、イタリアとポーランドはそれぞれ0.3%減でした。
  • 対照的に、ラトビア、キプロス、ルクセンブルクが月次で最も強い増加を記録しました。

金融政策への影響

このデータはECBの見通しを変えるものではなく、ECBは次回会合で25bpsの利上げを行い政策金利を2.50%にする見込みです。市場は年内にさらに追加利上げを織り込んでいますが、コアインフレの明確な上昇がなければ中央銀行が追加引き締めにためらいを示す可能性があります。

免責事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。