金融・経済

原油先物、85.01ドルで取引終了

2026年8月25日 04:32 JSTEAパラダイス編集部

WTI原油先物は85.01ドルで取引終了

WTI crude oil futuresは85.01ドルで取引を終え、日中では2.35%(2.05ドル)下落しました。安値は84.36ドル、高値は86.57ドルでした。

ファンダメンタルズ

  • 先週の上昇を受けた利食いがあったこと、特に米国の対イラン追加制裁発表を前に利確が進んだことが下押し要因となりました。
  • 米国はイランをさらに経済的に孤立させる新たなキャンペーンを発表しましたが、初期措置はイランとの取引を続ける国々に対して直ちにより厳しい二次制裁を科すには至りませんでした。これがイラン産原油が突然大量に世界市場から消えるとの懸念を和らげたとみられます。
  • イランは既存の米国制裁にもかかわらず引き続き中国へ石油を輸出しています。
  • 市場は依然として需要見通しの弱さや米国在庫の増加に悩まされています。

在庫・需要指標

EIAの先週の報告では、米国の商業用原油在庫が440万バレル増加し、60万バレルの取り崩しが予想されていたのに反して増加しました。また、ガソリン需要も鈍化しました。IEAとOPECも最近、2026年の石油需要見通しを下方修正しています。

テクニカル

今回の下落によりWTIは新たな取引日入りの前により中立的な位置になっています。価格は200時間移動平均の84.07ドルと100時間移動平均の85.49ドルの間で推移しています。100時間移動平均を下回ってきたことで短期的には売りにやや優位が生じますが、200時間移動平均を上回っているため売りが確固たる支配を得るには至っていません。

200時間移動平均の84.07ドルを下抜け、続いて7月高値からの下落の50%中間点である83.89ドルを下回ると弱気バイアスが強まります。これらを下回った場合、次の主要な下値目標は約81.61ドル付近です。

免責事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。