金融・経済

原油先物、84.50ドルで取引終了—WTIが大幅上昇

2026年8月18日 04:31 JSTEAパラダイス編集部

原油先物は$84.50で取引終了

WTIは終盤に上昇を加速し、$84.50で引け、前日比$2.10(2.55%)高となりました。

ホルムズ海峡は主要なファンダメンタル要因のままで、船舶通行が大幅に減少していることが中東の供給混乱の可能性への懸念を強めています。

同時に、米・イランの交渉は停滞しており、地政学的リスクプレミアムが原油価格に織り込まれたままになっています。

ただし、上昇を抑える要因もあります。湾岸産油国は代替ルートで樽を市場へ移す手段を見出しており、即時の供給懸念を和らげています。世界需要の軟化期待やOPEC+の増産計画も下押し要因になり得ます。

その結果、原油は中東の供給リスクに支えられる一方で、需要懸念と追加のOPEC+供給見込みが上値を抑える、二つの相反する力の間で動いています。

テクニカルの視点

WTIは取引の大部分で100時間移動平均($82.47)を上下して推移し、取引終盤に買い手が優勢になりました。急伸により、先週のスイング高近辺の$84.54を上回り、本日の高値は$84.88に達しました。

また、7月23日高値から8月5日安値への下落の50%中間点である$83.87を上抜けたことで強気のテクニカルトーンが強まりました。この中間点は重要なサポート水準でもあり、上回って推移する限り買い手が優勢となります。

見通し

今後、$83.87が重要なサポートとなります。これを上回って推移すれば買い手が優勢のままで追加上昇の余地が残りますが、下抜けると本日の終盤のブレイクアウトの勢いがそがれる可能性があります。

免責事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。