ルラ大統領とトランプ米大統領が金曜に電話会談
電話会談の概要
ブラジル大統領ルイス・イナシオ・ルラ・ダ・シルバと米大統領ドナルド・トランプは金曜に電話会談を行い、通商や関税などの問題を議題に含めて協議しました。
ブラジル政府によると、両者は二国間関係とより広範な国際議題について話し合いました。ルラ氏はブラジルと米国間の関税に関する交渉の必要性を改めて強調しました。ルラ氏はまた、組織犯罪対策で米国と協力するブラジルのコミットメントを再確認しました。トランプ氏は、ブラジルおよび米国の当局ができるだけ早く会合を再開することを示唆しました。
牛肉問題との関連
この電話のタイミングは、トランプ氏が同日別に発表した牛肉に関する発表と合わせて注目されます。トランプ氏は、通常の枠外関税なしで米国に輸入できる牛肉の量を90日間増やすと発表し、供給を増やして高止まりしている牛肉やハンバーガーの価格を下げる狙いがあるとしました。
こうした発表と電話会談の内容を合わせると、ブラジルが議論の中心に入ってきます。ブラジルは世界有数の牛肉輸出国の一つであり、既に米国へ相当量の牛肉を供給しています。輸入される赤身の牛肉は、多くの場合、挽肉製造時により脂肪分の多い国内牛肉と混ぜられるため、米国市場で特に有用です。
トランプ氏の牛肉発表とルラ氏との会話が直接結びついているかについては確認されておらず、その部分は憶測のままですが、関連があると推測することは可能です。少なくともその議論が行われることは経済的に筋が通るように思われます。ブラジルは生産・輸出能力を持ち、米国は歴史的に牛の供給が逼迫しており牛肉価格が高い状況に直面しています。
