金融・経済

AUDトレーダー注目、RBA副総裁アンドリュー・ハウザーがまもなく発言

2026年8月19日 11:49 JSTEAパラダイス編集部

発言予定:シドニー時間12:45(0245 GMT / 米東部22:45)から、RBA副総裁アンドリュー・ハウザーが発言します。

背景

RBAは2026年初に政策金利(cash rate)を3回引き上げ、4.35%としました。2月時点で需要が供給能力を予想以上に上回っていると判断したことが引き上げの理由でした。

その後、RBAは同水準を二会合連続で維持しており、直近は8月11日に据え置きとしました。勝利宣言をするのではなく、条件付きの休止を維持しています。

インフレの状況

  • ヘッドラインCPIは6月四半期時点で約3.8%にとどまり、2–3%の目標レンジを上回っています。
  • trimmed mean(トリム平均)などの指標は明確に低下しておらず、しぶとさを示しています。

ハウザー副総裁は、燃料費の下押しで一部緩和はあるものの、物価上昇は依然として「やるべき仕事が残っている」と繰り返し述べ、価格上昇を著しく高いと表現しています。

また、ハウザー氏はフィリップス曲線の理論を根拠に、景気が曲線のより急な部分にある際に速やかに行動することが、最終的な失業コストを抑えると説明し、早期の前倒し的な利上げを正当化しています。

二つのライブな複雑要因

  • 賃金:WPIデータは民間部門の賃金上昇がこのサイクルで最も緩やかな年率3.2%にまで鈍化していることを示し、これが理事会に多少の余地を与えています。ただし、Fair Work Commissionの予想以上の4.75%の裁定賃上げは第3四半期に反映され、WPIを押し上げる見込みです。
  • 外部ショック:Bullock総裁は中東の紛争とそれが原油価格に与える影響を、既に過剰な国内需要に重なる供給サイドの実質的な問題として指摘しており、ハウザー氏も同様の見解を示しています。解決と原油価格下落は歓迎されるが確実ではないと述べています。
免責事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。