金融・経済

Adobe、第3四半期は予想上回るも第4四半期の弱い売上見通しが懸念

2026年9月11日 06:03 JSTEAパラダイス編集部

Adobe、第3四半期は予想上回るも第4四半期の売上見通しが重荷

Adobeの会計年度第3四半期の結果は、売上高と調整後利益の両面でアナリスト予想を上回りました。AIを活用したクリエイティブおよびマーケティングツールへの取り組みが、安定したトップライン成長につながっているとの見方が強まりました。

  • 第3四半期売上高:$6.76 billion(アナリスト予想 $6.70 billion)
  • 第3四半期調整後EPS:$6.13(予想 $6.08)
  • 第4四半期売上見通し:$6.80 billion〜$6.85 billion(中央値は概算で約 $6.85 billion のアナリスト予想を下回るか同等)
  • 第4四半期調整後EPS見通し:$6.30〜$6.35(予想 $6.30 を上回る)

市場の注目は第4四半期のガイダンスに向かう可能性が高く、提示された売上レンジの中央値がアナリスト見通しを下回る点が懸念材料となっています。その差は、わずかであってもソフトウェアの高いマルチプルで取引される株式を動揺させるのに十分になり得ます。

一方で、調整後利益の見通しはコンセンサスを上回っており、売上成長が緩やかになる中でもマージン管理は維持されているとみられます。トレーダーは、企業向けAIの採用やサブスクリプション更新動向に関する経営陣のコメントを手がかりに、方向性について確定的な結論を出す前に精査する可能性が高いです。

こうした強弱入り混じった見通しは、ソフトウェア企業にしばしば見られるパターンであり、決算期の明確な上振れと成長加速を示さないガイダンスが組み合わさっています。

免責事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。