アスク(Ask)は、FX取引において、プライスを提示する側(FX業者や銀行)の売値を指します。取引を行う投資家側から見ると、通貨を購入する際の価格にあたります。同じ意味でオファー(Offer)と呼ばれることもあります。
為替レートは常にビッド(Bid=買値)とアスク(売値)の2つの価格がセットで提示されます。これを「ツーウェイプライス」と呼びます。ドル円のレートが「149.500 - 149.503」と表示されている場合、149.500がビッド(売る時の価格)、149.503がアスク(買う時の価格)です。
アスクとビッドの差額がスプレッドであり、これが実質的な取引コストとなります。スプレッドは通貨ペアや時間帯、市場の流動性によって変動します。メジャー通貨ペアは狭いスプレッドで取引できることが多く、マイナー通貨ペアやエキゾチック通貨ペアはスプレッドが広がりやすい傾向があります。EA(自動売買)を運用する際は、スプレッドの拡大がロジックの損益に影響するため、アスクとビッドの関係を正しく理解しておくことが大切です。
