相対取引とは
読み:あいたいとりひき
外国為替市場では、株式市場のように「特定の場所」での取引は行なわれません。いわゆる取引所を介さずに、金融機関など当事者同士が、売り手と買い手となり、相対(一対一)で交渉し、値段、数量、決済方法などの売買内容を決定する取引方法のことを、相対取引といいます。
相対取引(あいたいとりひき)は、取引所のような公的な市場を介さず、売り手と買い手が直接交渉して価格や数量、決済条件などを決める取引方法です。英語では「Over The Counter(OTC)」と表現されます。
外国為替市場は株式市場のような物理的な取引所が存在せず、銀行や証券会社、FXブローカーといった金融機関同士が電話やコンピュータネットワークを通じて相対取引を行っています。個人投資家のFX取引も、取引所取引(くりっく365など)を除けば、基本的にはFX業者との相対取引です。
相対取引のメリットは、取引条件を当事者間で柔軟に設定できる点です。取引量やレートの交渉が可能で、大口取引にも対応しやすい特徴があります。一方で、取引相手の信用力が重要になるため、カウンターパーティリスク(取引相手の債務不履行リスク)には注意が必要です。FX取引を行う際は、業者の財務基盤や信託保全の有無を確認することが大切です。
