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豪7月CPI控え、豪ドル・NZドルは雇用統計や米国債買入増で変動

2026年8月22日 06:32 JSTEAパラダイス編集部

ニュース概要

今週の豪ドル/円は112.82円前後、NZドル/円は93.74円前後で取引が始まりました。週初はイラン情勢の先行き不透明感を背景に原油高が先行し、資源国通貨である豪ドルは買いが先行しました。

主要な値動きと要因

12日には豪ドル/円が7月30日以来の高値となる113.61円前後まで上値を伸ばしました。一方、19日には米財務省が米国債の買入消却額を増額すると発表したことで米ドル/円が急落し、これに連れて豪ドル/円は112.21円前後まで反落しました。しかし、豪ドルが対米ドルで買われたこともあり、その後は下落幅を縮めています。

NZドル/円は19日に93.31円前後まで下落しましたが、その後は弱い豪7月雇用統計の結果を受けて対豪ドルで強含み、94.40円台まで上げ幅を拡大しました(執筆時)。

豪7月雇用統計とRBAの見方

20日に発表された豪7月雇用統計では、雇用者数が減少に転じ、失業率も悪化する結果となりました。この結果を受けて豪準備銀行(RBA)の年内利上げ織り込みはわずかに低下しましたが、市場は依然として利上げの可能性があると見ています。5月、6月分は強い結果だったため、1回の弱い結果だけでRBAの利上げ観測が大きく後退するほどではないとの見方も示されています。

RBAは8月11日の金融政策会合で政策金利を4.35%に据え置きましたが、インフレの上振れリスクが顕在化した場合には追加利上げの可能性を残しています。4-6月期の消費者物価指数では、RBAが重視するトリム平均CPIが前年比3.6%と、前回の3.5%から上昇していました。

今後の注目点

  • 26日に発表される豪7月CPIは注目されています。7月CPIが市場予想を上回れば、インフレ圧力の根強さが確認され、RBAの追加利上げ観測が強まり、豪ドルの支援材料となる可能性があります。
  • 同じく26日に発表される豪7月の家計消費も注目されています。家計消費は豪州のGDPに占める割合が概ね5割強となっているため、強い結果となれば利上げへの後押しとなる可能性があります。
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