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豪ドルはCPI高止まりで底堅く、NZは9月MPCで利上げ見込み、ZARは貴金属高が支え

2026年8月28日 12:03 JSTEAパラダイス編集部

ニュース概要

オセアニア通貨と南ア・ランドの見通しについて報じる。豪ドルは7月の月次消費者物価指数(CPI)やトリム平均の高止まりを受けて底堅く、ニュージーランドドルは9月の金融政策委員会(MPC)で利上げが見込まれている。南ア・ランドはプラチナなど貴金属価格の上昇が支えになっている。

豪ドルの状況

26日に発表された7月の月次CPIは前年比3.5%となり、市場予想を上回った。RBA(豪州準備銀行)が重視するトリム平均は前年比3.6%で前月から横ばいとなり、基調的なインフレ圧力が低下していないことが示された。一方で7月の失業率は4.5%へ上昇しており、インフレ高止まりと労働市場の減速という相反する要素がRBAの判断を難しくしている。

市場ではRBAの追加利上げ観測が再び意識され、豪ドル売りの材料が後退した形だとの受け止めがある。ただし、直ちに豪ドルを無条件で買い上げるとの見方ではなく、利上げ観測が下値を切り上げる要因になりやすいとの見方が示されている。

NZドルと南ア・ランド(ZAR)の見通し

ニュージーランドでは9月2日にRBNZの金融政策委員会(MPC)の発表が予定されている。市場では政策金利を25bp利上げし、2.75%に引き上げるとの見方が大勢を占めているため、NZドルはしっかりとした推移が予想される。

南ア・ランドはプラチナ価格をはじめとした貴金属価格の上昇が支えとなり、底固い展開が予想されている。

予想レンジと今後の注目点

  • 予想レンジ:豪ドル円 113.50-116.00円、南ア・ランド円 9.80-10.30円
  • 注目指標:9月1日 4-6月期経常収支、9月2日 4-6月期国内総生産(GDP)、9月3日 7月貿易収支
  • 特にGDPの結果は注目されており、CPIの高止まりに続いて経済成長の状況が確認されれば、RBAの追加利上げ観測を強める可能性がある。
  • 9月3日にはジョーンズRBA総裁補佐の発言機会も予定されており、市場の思惑に与える影響が焦点となる。
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