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ポンドは材料乏しく金利動向に注目、加ドルは4-6月期GDPに注目

2026年8月21日 11:16 JSTEAパラダイス編集部

ニュース概要

8月24日週の展望として、ポンドは独自材料が乏しく米・英の金利動向や株式・原油など外部環境に左右されやすいとされています。加ドルは4-6月期GDPの数値を見極めることが焦点となります。予想レンジはポンド円が214.50-218.50円、加ドル円が114.00-116.50円と示されています。

ポンドの見通し

英国では来週に主要な経済指標の発表が予定されておらず、ポンドは今週発表の4-6月雇用データや7月消費者物価指数(CPI)を消化する展開が見込まれます。4-6月の民間セクターの賃金伸び率(ボーナス除く)は前年比で2.8%となり、2020年8-10月以来の低い伸びでした。求人件数も約5年ぶりの低水準でした。

7月CPIは前年比2.9%と6月の2.6%から上昇した一方、コアCPIは2.6%で横ばい、サービス価格の伸びは3.4%へ低下しました。エネルギー価格上昇による押し上げの側面が大きく、イングランド銀行(BOE)は中東リスク由来のエネルギー価格上昇が長期的なインフレ圧力に転化するかどうかを注視しています。市場では年末までBOEが金利を据え置くとの見方と、0.25%の利上げを1回実施するとの見方で分かれているとされています。

加ドルの見通し

加ドルは4-6月期GDPが注目材料です。カナダの実質GDPは5月が前月比0.3%、4月が0.6%へ上方修正されており、4-6月期の数字がカナダ中銀(BOC)の7月時点の想定を大きく上回る可能性があると指摘されています。実際に強い数字が確認されれば、通商摩擦を抱えながらも国内経済が想定以上に持ち直しているとの評価につながるとの見方です。

ただし、7月CPIは前年比3.0%へ上昇したものの、エネルギー価格の影響が大きく、通商政策を巡る不透明感も残っています。強いGDPとインフレ上昇が同時に確認されれば加ドル買いが強まりやすい一方で、GDPの内訳で内需や企業活動の弱さが示されれば、表面上の成長率ほど金融政策への影響は大きくならない可能性があるとされています。

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