ロンドン休場の中、イラン情勢と独CPIに警戒—ユーロドルの見通し
ニュース概要
ロンドン為替市場はサマーバンクホリデーで休場の中、イラン情勢の関連ヘッドラインに警戒しつつ、8月独消費者物価指数(CPI)速報値などを見極める展開となっています。
リスク要因と注目点
先週まではトランプ米政権が軍事攻撃よりも経済制裁に軸足を移しつつありましたが、本日、米軍がイランのララク島にあるロケット発射台2基を攻撃し、イラン革命防衛隊もヨルダンにある米軍基地2カ所を弾道ミサイルで攻撃したことで、軍事衝突への警戒感が高まっています。軍事衝突が激化した場合は、中東有事のドル買いや原油価格高騰によるドル買い圧力が強まるため、関連ヘッドラインには警戒しておきたいとしています。
また、8月独消費者物価指数(CPI)速報値(予想:前月比+0.3%/前年同月比+3.0%)は、9月10日の欧州中央銀行理事会での利上げの可能性を探る材料となります。先週末のジャクソンホール会合でのウォーシュFRB議長のタカ派発言を受け、9月15-16日の米連邦公開市場委員会での利上げ確率が上昇しており、ユーロ売り・ドル買いの要因となっています。
さらに、ベッセント米財務長官はイランへの経済的圧力を強めることを目的とした新たな二次制裁を毎週発表する見通しを示しており、制裁内容とイランの対応、そして本日から開催されるG20財務相・中央銀行総裁会議でのメッセージにも注目が集まっています。
想定レンジ
- ユーロドル:上限 1.1641ドル(日足一目均衡表・転換線)
- ユーロドル:下限 1.1506ドル(日足一目均衡表・雲の上限)
- ユーロ円:上限 186.02円(8/21高値)
- ユーロ円:下限 184.57円(8/20安値)
