FX・為替

ドル円、ウォーシュFRB議長のジャクソンホール講演を見極める展開

2026年8月28日 20:02 JSTEAパラダイス編集部

ニュース概要

NY為替のドル円は、ジャクソンホール会合(カンザスシティー連銀主催の年次シンポジウム)でのウォーシュFRB議長の講演を見極める展開となっています。講演は今夜23時から予定されています。

講演のポイント

ウォーシュFRB議長は以前、「ジャクソンホール会合は近視眼的な議論に陥りがちだ」と述べ、一歩引いた大局的な視点から「大きな問い」を提起する考えを示唆していました。今回の講演でも、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での金融政策に言及する可能性は低いとみられています。

これまで同議長は、FRBによる米国債購入や量的金融緩和政策(QE)に否定的な見解を示しており、過去の経済指標よりも債券市場や為替市場からのシグナルを重視する意向を示していました。また、FOMC声明文の大幅短縮、フォワードガイダンスやドット・プロットの廃止示唆、情報発信に関するタスクフォースの立ち上げといった対応を行い、市場からは「ゼロコミュニケーション」と批判されている点も指摘されています。

関連の注目材料

ベッセント米財務長官が打ち出した「米財務省版ツイスト」による米長期金利抑制策への言及は注目されています。さらに、米労働統計局(BLS)の年次ベンチマーク改定の公表も近く、2025年4月から2026年3月までの非農業部門雇用者数について+18.5万人の上方修正が予想されていることや、過去の年次ベンチマーク改定では下方修正となった年があったことが示されています。

想定レンジ

記事では、ドル円の想定レンジとして上値目処が160.07円(90日移動平均線)、下値目処が158.79円(21日移動平均線)と示されています。

免責事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。