金融・経済

WTI、5月以来初の100ドル台に到達―戦争長期化を織り込む市場

2026年9月10日 21:46 JSTEAパラダイス編集部

WTI原油、5月以来初の100ドル台に

原油価格は上昇しており、市場は米国とイランの紛争が長期化することを織り込みつつあります。11月より前に解決する見通しは薄れてきています。

トランプ氏は昨日、11月に行われる米中間選挙の直後にイランとの戦争が終結すると述べ、事実上、少なくとも選挙期間を通じて紛争が続く可能性が高いことを認めました。これにより、市場は当初想定していた早期の沈静化期待を見直すことを余儀なくされています。

また、主要なトランプ顧問らが戦争が11月を大幅に超えて続く可能性に備えているとの報道もあり、明確な出口戦略がないことが浮き彫りになっています。

市場ではBrentが1バレルあたり約105ドルまでしっかりと上昇し、WTIは約100ドル付近で推移しています。この動きは、供給が長期間制約されるとの見方をますます織り込む市場を反映しています。

戦争の最終的な終結時期が原油需給と価格の主要なドライバーとなっており、投資家が想定する解決時期をさらに先送りすると、原油価格に織り込まれるリスクプレミアムは増加する可能性があります。

免責事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。