9月の先物ロールオーバーがESとNQのトレーダーにもたらす意味
9月の先物ロールオーバーがESとNQのトレーダーにもたらす意味
E-mini S&P 500(ES)とE-mini Nasdaq-100(NQ)のトレーダーは、四半期ごとに新しい参加者が巻き込まれやすい儀式のような出来事を経験します。それが先物のロールオーバーです。次の四半期満期が9月の第3金曜日に当たるため、実際に何が起きているのか、満期までポジションを保有するつもりがなくてもなぜ重要なのかを説明する良い機会です。
なぜ先物は満期になるのか
株式とは異なり、先物契約は定められた日付に定められた価格で基礎資産を売買する約束です。ESやNQのような指数先物は四半期サイクル(3月、6月、9月、12月)に従い、配達月コードにちなみしばしばH、M、U、Zと表示されます。各契約には有限の存続期間があります。満期が近づくと、取引所やクリアリング機関はトレーダーに対してポジションをクローズするか、何らかの形で受渡し(または引渡し)を行うか、次のサイクルの契約へとポジションを移す必要があります。ESやNQのような現金決済の指数先物では物理的な受渡しはありませんが、契約は取引を停止して最終価格で清算されるため、オープンポジションは何らかの方法で次四半期へ移さなければなりません。
ロールの見分け方:ボリュームと建玉
ロールオーバーは取引所が一瞬で決める単一の瞬間ではありません。実際の取引活動がどこに移っているかの徐々の変化です。満期に向けた日々で、フロント月の契約(現在は9月、すなわちU契約)のボリュームと建玉は次の四半期の契約(12月、すなわちZ契約)へと流れ始めます。多くのプロトレーダーやデータ提供者は、ボリュームのクロスオーバーをロールが起きた実務的な合図として用います。これはバック月の契約がフロント月よりも多くのボリュームを取引し始めるポイントです。ESとNQでは、このクロスオーバーは実際の満期日の約1週間前ごろに発生することが多いです。
