UBS、タカ派的なFed転換でも金を支持
UBSはタカ派的Fed転換でも金を支持
UBSの金に対する見解は、直近のFed関連の動きとは一線を画しています。同行は、タカ派的な再評価を受けた結果の実質金利上昇や堅調なドルが、利回りを生まない資産である金にとって短期的な逆風であることを認めていますが、これをもって金保有を放棄する理由にはしていません。
代わりにUBSは、金をインフレの再燃、地政学的ショック、あるいは財政・金融の信認が長期的に損なわれるリスクといった、タカ派だが景気の強さで動くFedでは対処できないリスクに対する構造的なポートフォリオヘッジとして位置づけています。
この立場は、先週ゴールドマン・サックスが金の下落を長めの一時停止と表現し、1オンス当たり4,000ドルを買いどころとして示唆した見方と近いものの、UBSの見解は明確に分散目的の呼びかけであり、Fed決定に連動した短期的な戦術的取引ではないとしています。
UBSはまた、金に対する短期的な金利上昇の下押し圧力と戦っているわけではなく、そもそも金をそのような視点で見るのは適切でないと論じています。同行は、金の押し目を利用して長期的なヘッジのエクスポージャーを構築する方針を示しており、これは利上げサイクルを通じたより広い配分アプローチの一部であるとしています。
さらに同じ論理をより広いコモディティに適用し、電化、電力需要の上昇、AIインフラの整備といった要因を長期的な構造的支援要素として挙げています。
