金融・経済

ホルムズ海峡でタンカー被害めぐりイランは機雷、米はミサイル・ドローンを主張

2026年9月15日 06:35 JSTEAパラダイス編集部

ホルムズ海峡で炎上したタンカーを巡り、イランと米国が原因について相反する説明をしており、すでに脆弱な同海峡の通行路に新たな不確実性をもたらしています。機雷で無差別の航行危険があるのか、あるいは特定の船舶を狙った攻撃が続いているのかは、リスク評価にとって重要です。

イラン側の主張

  • イランのIRGC海軍は、タンカーがホルムズ海峡南部の制限された航路を通過しようとした際に海軍用機雷に触れて爆発・発火したと述べています。
  • IRGCは火災が抑えられず、船体が完全に炎上していると述べ、事前に当該航路について警告が出されていたとしています。

米側の主張

  • US Central Command(Centcom)は機雷説を否定し、当該船をパナマ籍タンカーのEl Gaiaと特定しています。
  • CentcomはEl Gaiaが先月イランのミサイルで無力化され、今週末にはオマーン沖の海域に停泊中にイランのドローンにより再び攻撃されたと述べています。

報道では、タンカーの乗組員(インド国籍とみられる)は避難させられ、一名が行方不明とされています。今回の事件は、進行中の米伊対立の中でホルムズ海峡付近で続くタンカー攻撃や主張の食い違いの一連に加わるものです。

どちらの説明が正確であるかにかかわらず、戦争リスクのプレミアムや海上運賃は高止まりする可能性があり、石油市場はホルムズ通過の安全確保が依然として信頼できないことを改めて示す出来事として受け止める可能性が高いです。

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