金融・経済

イラン、ホルムズ会合を地域諸国の要請で延期と発表

2026年9月14日 05:47 JSTEAパラダイス編集部

会合延期の発表

イランは、オマーンで月曜に予定されていたイランと湾岸アラブ諸国との会合が「特定の地域諸国の要請」により延期されたと発表しました。イラン外務省当局者を引用して報じられ、オマーンの外相もソーシャルメディアで「合意形成のために」会合が遅らせられたと述べています。

遅延が与える影響

この延期は、既に数か月ぶりの高値圏で支えられている原油相場に新たな不確実性を加えます。Brentは直近の取引で1バレル100ドル超で推移しており、およそ5分の1の世界の石油とLNGの流れが混乱したままです。

トレーダーはオマーンでの会合を一時的な航行回廊構築への一歩と見てポジションを取っていました。そのため、手続き上の遅延として表明された場合でも、既に価格に織り込まれているリスクプレミアムを除去するより強める傾向があるとみられます。

外交的な状況

テヘランは遅延をマスカットとの共同決定と説明していますが、別の報道はバーレーンが出席を拒否すると表明するなど湾岸諸国間の摩擦を示しており、最初の知らせよりも外交的に不安定な状況であることを示唆しています。

米国は席に不在であり、ホルムズの通行権ではなくイランの核問題に議論を限定したいと示唆しています。このため、市場は今回を解決ではなくセンチメントの遅延と受け止める可能性が高く、地政学的プレミアムは新たな取引セッションに持ち越される見込みです。

免責事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。