金融・経済

ディーゼル先物急騰でヘッジファンド、5月以来の原油強気に

2026年9月7日 07:31 JSTEAパラダイス編集部

要旨

原油のポジショニングが注目を集める一方で、より鋭い動きは精製製品にあり、これは単なるブレント価格よりもインフレに直接関係します。ディーゼルは貨物輸送、農業、建設、航海など実体経済のほぼ全段階に供給されるため、給油所での持続的な上昇は原油価格の変動よりも速く広範なコスト上昇へ波及します。米国の小売ディーゼル価格の記録的水準と、3月以来の最高のディーゼルのネット強気ポジションは、市場が一時的な急騰ではなく持続的な逼迫を織り込んでいることを示唆しています。ガソリンの買いポジションも季節的に記録的な強気水準にあり、精製製品全体の状況は、ホルムズ周辺でのさらなるエスカレーションが起きる前からエネルギーによるヘッドラインのインフレ圧力が高まっていることを示しています。

先週のポイント

  • Diesel crunch, hot ISM data point to entrenched inflation risk: gold, equity risks

主要データ

  • ヘッジファンドは週次(9月1日までの週)でブレント原油のネット強気ポジションを37,837契約増やし、261,435契約とし、約3か月ぶりの高水準となりました。
  • 米国産原油のネット・ロングは6月以来の高水準まで上昇しました。
  • 精製製品が原油より急騰する中、ディーゼルのネット強気ポジションは3月以来の最高水準に上昇しました。
  • 米国の小売ディーゼル価格は木曜日に$5.85/ガロンで過去最高を記録しました。
  • ガソリンのネット・ロングは89,263ロットに急増し、12月以来の高水準となり、季節的ポジションは9月上旬としては記録的な強気水準です。
  • 戦闘はイラン以外にも拡大しています。
免責事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。