金が4,400ドル超へ反発もテクニカルは改善したか
金が4,400ドル超へ反発もテクニカルは改善したか
金は本日1%超上昇し、現在は4,400ドル水準を上回っています。これは過去数日の下落の一部を埋める動きですが、これで金の価格モメンタムが転換したと言えるでしょうか。答えは、完全にはそうではありません。
本日の反発の背景は、最も単純に言えばテクニカルの面にあります。先週の金の下落は、7月から8月にかけての上昇のスイングに対する50.0フィボナッチ戻し水準(約4,328ドル)を試す場面を生みました。それは反発した後、先週金曜日以降に再び下落しました。
今週の下落では、金は100日移動平均(赤線)付近の約4,343ドルを試す水準に向かっています。日足チャートを見た場合、これは4,328ドル付近の50.0フィボナッチ戻し水準と並んで重要な境界線となります。
その意味で、売り手は金をさらに下押しするために多くの課題を抱えています。さらなる下落の勢いを見出すには、100日移動平均と50.0フィボナッチ戻し(またこれには8月中旬の安値帯からのスイング領域サポートも含まれます)のおよそ4,328〜4,343ドルの領域を割る必要があります。
本日の1%超の上昇は励みになりますが、今日の反発がさらなる上昇余地につながるかどうかは軽率に結論付けるべきではありません。短期的なテクニカルセンチメントは、まだ金の買い側に完全には傾いていないようです。
