カーニー:カナダ、大半の新規資本投資で即時償却を許可
カナダ、大半の新規資本投資で即時償却を許可へ
カナダドルは5日連続で下落しており、USDはFRBの利上げが見込まれるなか総じて上昇しています。
首相Mark Carneyは投資ブームの地ならしを図っており、今週カナダで投資サミットを主催しています。同サミットでは一連の支出に関する発表が行われており、昨日はデータセンターに関する発表もありました。
今回の発表は、資金投入を検討する企業にとっての誘因となるもので、トランプ政権が行ったBig, Beautiful Billの措置を反映する内容だとされています。長期投資に対して即時償却を認めることで、控除がより早く企業の資金に戻り、時間価値の効果が複利的に働きます。
とはいえ、カナダは2018年に機械に対する即時償却を導入しており、昨年は建材やクリーンエネルギー設備を追加しました。加速償却が認められている部分もあります。そのため、実際の影響は企業ごとの事情に依存するものの、強いシグナリングとなります。
政府はこの措置の費用を5年間でC$36 billionと見積もっており、これは企業側へと移転される数値だとされています。
より大きな問題は、イランでの戦争を踏まえたインフレです。市場は2027年までにBOCの利上げを5回織り込んでおり、これは苦戦する住宅セクターや企業の借入にとって大きな逆風となる見込みです。
