FX・為替

ロンドン為替見通し:ECB理事会待ちでユーロドルは1.16ドル前半を中心に小動きか

2026年9月9日 14:01 JSTEAパラダイス編集部

ニュース概要

本日の欧米市場では注目される経済指標やイベントは予定されておらず、中東関連のヘッドラインや要人発言などの突発的なニュースに注目が集まりやすい状況です。ユーロドルは基本的に明日の欧州中央銀行(ECB)理事会を控え、1.16ドル前半を中心とした小動きが続くと見込まれています。

ECB理事会を巡る見方

明日のECB理事会では0.25%の利上げがほぼ織り込まれており、政策金利は2.65%になるとの見方が大勢です。ユーロ圏の8月インフレ率が3%台に上昇していることや原油高が続いている点から、ECBがインフレ抑制を優先する可能性が指摘されています。

市場の見方とリスク要因

  • ドイツ銀行はエネルギー価格の上昇が長期化することを理由に、ECBが9月だけでなく12月にも0.25%の追加利上げを行うとの見通しを示しています。
  • 一方、市場では最終的な政策金利が2.90%まで上昇するとの観測も出ています。
  • 経済面では、フランスを除く主要国の8月総合PMIが50を上回っており、楽観的な見方が増えていますが、中東情勢や天候不順の影響など景気下押しリスクも残ります。
  • 政治面では、ドイツのザクセン=アンハルト州議会選挙で「ドイツのための選択肢(AfD)」が躍進したことや、フランスでの財政問題を巡る政治協議が続いている点がユーロの上値を抑える要因として意識されています。

想定レンジ

想定レンジの上限は、ユーロドルの8月28日高値1.1658や25日高値1.1680が指摘されています。下限は4日安値1.1585や90日移動平均線1.1544が目安とされています。

免責事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。