改定第2四半期GDPが9月のBOJ利上げ観測を試す
2026年9月8日 06:49 JSTEAパラダイス編集部
改定GDPの焦点
日本の内閣府は本日、第2四半期GDPの2度目の推計を公表します。本日の改定は、見出しの数字そのものよりも、BOJが9月の金融政策会合(2026年9月17〜18日)で利上げするための材料を得られるかどうかがより重要だとみられています。
予備値と市場の反応
- 予備値は前期比0.3%(年率換算1.1%)で、予想の前期比0.5%、年率2%を下回っていました。
- 設備投資(capex)は予備値で前期比1.2%減となり、0.4%増の予想に対して下振れしました。
- 民間消費は横ばいで、8四半期ぶりの横ばいとなりました。
改定の行方と影響
先週発表された企業の堅調な設備投資と利益のデータは、本日の数値が上方修正される可能性が高いことを示しています。設備投資の上方修正は、今月のBOJ利上げの確度を高める可能性があり、最近の軟調さにもかかわらず円安がこれ以上進まない背景にある利回り差の説明を強化するだろうとみられます。
一方で、改定が下振れする場合は、利上げ確信度が弱まり、円安が再開する可能性が高く、タイトニング懸念の後退で株式は短期的な反発を見せることもあり得ます。
市場の織り込みと金利
- 市場は現在、9月17−18日の会合でのBOJ利上げを約80%の確率で織り込んでいます。
- ベンチマークの10年物JGB利回りは、利上げ期待の高まりを受け30年ぶりの高水準である約2.925%近辺まで上昇しています。
いずれの結果でも、発表を通じてUSD/JPYと日経先物は反応し続けるだろうとみられます。
免責事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
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