金融・経済

ブラックロック、エマージング株をオーバーウェイトへ 韓国と台湾を再評価

2026年9月15日 11:03 JSTEAパラダイス編集部

ブラックロックがエマージング株をオーバーウェイトに格上げ

ブラックロックは月曜のレポートでエマージング市場株をオーバーウェイトへ格上げしました。これは今年に入ってからの2度目の方針転換となります。

理由と焦点地域

  • 同社は希少な資源へのAI需要と企業収益性の改善を格上げの主な理由として挙げました。
  • 韓国と台湾は半導体・メモリ供給網で中心的役割を担っているとして名指しされました。
  • ラテンアメリカは大量商品とAI構築に関連するインフラ露出があるとして注目されました。

これまでの流れとリスク認識の変化

6月にはAI集中リスクと特に韓国でのレバレッジリスクを理由にエマージング株をニュートラルに格下げしていましたが、今回は韓国の売り後のデレバレッジを受け、当初指摘していた集中リスクが十分に低下したと判断したことが示唆されています。

こうした大手資産運用会社の大規模な方針転換は、市場で特定銘柄や地域へ資金流入を促す傾向があり、半導体やメモリ関連の韓国・台湾株や、ラテンアメリカのコモディティ・インフラ関連が注目されるとされています。

また、AIにエクスポーズされた新興市場に対する機関投資家のポジショニングは、1年以内にオーバーウェイト→ニュートラル→オーバーウェイトと急速に変化してきたことも強調されています。

社内の発信

Wei Liらが主導するブラックロックのストラテジストは、月曜のノートで今回の格上げを発表しました。

免責事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。