経済指標

ユーロ圏の企業活動、フランス・ドイツの弱さにもかかわらず8月にさらに回復

2026年8月21日 18:05 JSTEAパラダイス編集部

ユーロ圏の企業活動、フランス・ドイツの弱さにもかかわらず8月にさらに回復

8月の速報PMIは以下の通りでした。

  • 速報サービスPMI:51.7(予想51.5、前回51.7)
  • 速報製造業PMI:52.8(予想51.8、前回51.9)
  • 速報総合PMI:52.1(予想51.7、前回52.0)

フランスとドイツの予想外の弱さを受けての数値としてはやや驚きで、特にサービス部門の推計値は注目されます。サービス部門の拡大ペースは7月から変わらなかったものの、欧州の二大経済よりも良好で、域外での成長がかなり加速しました。

製造業も良好に推移し、同指標は51か月ぶりの高水準に上昇し、製造業生産は8月に54か月ぶりの高水準となりました。全体として、出力と新規受注がさらに増加し、新規輸出受注は約4年半ぶりに拡大に転じ、民間部門の活動を第2四半期に押し上げるのに寄与しています。

これによりECBにとっての追加的なスタグフレーション懸念は緩和される可能性がある一方で、特にフランスとドイツは今後数か月間で更なる注目を集めるとみられます。

価格圧力を見ると、投入コストのインフレは2月以来の最弱水準に緩和したが、依然として急であり、中東紛争開始前の水準をかなり上回っています。

S&P Globalは「8月の持続的な堅調な企業活動の上昇は、ユーロ圏を第3四半期のGDPを約0.3%増加させる強い見通しへと導く」と指摘しています。

免責事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。