金融・経済

原油分析:テクニカルとファンダメンタルが一致、上昇で$105目前

2026年9月14日 23:42 JSTEAパラダイス編集部

原油分析:テクニカルとファンダメンタルが一致、上昇で$105目前

中東の緊張は原油に対してファンダメンタル的に強気のままです。サウジアラビアのEast-Westパイプラインは先週のドローン攻撃を受け、3〜5週間程度ほぼ稼働停止のままになる可能性があります。パイプラインは、部分的に影響を受けているStrait of Hormuzを迂回できるため、重要性が増しています。

一方、イラン支援のフーシ派はイエメンのRed Sea沿岸での支配を拡大し続けており、Bab el-Mandeb Straitを通る船舶への脅威を高めています。Strait of Hormuzを通す制限緩和を目指した協議も延期されています。

サウジの輸出柔軟性の低下、二つの重要な海上輸送路への脅威、より広範な軍事的対応のリスクの組み合わせは、原油価格に地政学的リスクプレミアムを維持させるはずです。ファンダメンタル面は強気です。テクニカル面も同様です。

テクニカルでは、原油は8月26日の安値近辺の約$80.00から$104.21の高値まで急騰した後、金曜日に下押しで調整しました。比較的短期間で$24以上の上昇があったため、トレーダーの利食いで一時的な小休止が入った可能性があります。

金曜日の調整で61.8%のリトレースメントである$99.70を下抜けましたが、買いは$100.00の自然なサポート付近で再び入ってきました。これにより$99.70〜$100.00のエリアが、さらなる上昇を狙う買い手にとって最も近いリスク定義ゾーンとなります。そのエリアを上回る限り買い手が優勢です。下回れば、トレーダーは次の重要なサポート目標として現在$98.27付近にある上昇する100時間移動平均を意識するでしょう。

その移動平均は引き続き上昇を続けます。それまでは買い手が主導権を握っている状況です。上値については、特にファンダメンタルがさらに悪化した場合は青天井であると言えます(誰にもわからないのでそのまま受け取ってください)。次の重要なターゲットは5月18日のスウィング高値$105.21です。本日の高値は$104.95に達しています。

免責事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。