Citiが短期ゴールド目標を$4,800に引き上げ、JPMorganは$5,000を示唆
Citiが短期目標を引き上げ、JPMorganは$5,000付近を指摘
ウォール街の二大デスクはいずれも金に上昇余地があると見ているが、到達までに要する時間については意見が分かれている。
Citiの見解
Citiは0〜3か月のゴールド価格目標を$4,800に引き上げ、ラリーにはなお余地があると述べた。6〜12か月の目標は$5,000で据え置きとし、ホルムズ海峡周辺の緊張のいずれかの緩和、実質金利の低下、よりハト派的なFRBを理由に挙げた。
JPMorganの見解
JPMorganは、不透明な中東情勢と週末の関税見出しがマクロのリスクプレミアムを押し上げていると指摘し、コアPCEデータとJackson Holeシンポジウムを重要な触媒とみなしている。JPMorganは比較的高めのPCE数値を予想しており、市場は9月のFRB利上げを完全には織り込んでいないため、インフレの上振れやJackson Holeでのトーンの変化に対して金利が敏感になると述べた。現時点で同社は金が$4,500〜$5,000のレンジで推移すると見ている。
タイミングに関する相違
JPMorganがPCEとJackson Holeを主要なスイング要因と位置付けたことで、今週のデータに重きが置かれている。高めのインフレ指標は200日移動平均線の再試行を誘発する可能性がある一方で、より冷静な結果とWarshのメッセージに市場が納得していない状況が重なると、金が数日で$5,000に接近する可能性もあると示唆された。
また、1月の1か月で$1,100の動きへの言及は、このマーケットでセンチメントがいかに速く変わり得るかを強調している。週末のマクロ面の弱さにもかかわらず金が堅調に推移していることは、データ公表に向けて基礎的なモメンタムが維持されていることを示唆している。
