経済指標

中国の住宅価格、8月も下落し不動産不況が重荷に

2026年9月15日 11:04 JSTEAパラダイス編集部

中国の住宅価格は8月も下落

中国の住宅価格は8月も下落し、前年比の下落率は7月の▲3.2%から▲3.0%へと小幅に緩和しました。ただし、この緩和は市場が安定に向かっているというよりは、不動産調整が依然として国内需要に対する持続的な重しであるという広い見方を変える可能性は低いとみられます。

不動産は歴史的に中国の家計資産の大きな割合を占めてきたため、価格の弱含みが続くと消費者心理や裁量的支出に圧力がかかり、政策当局がターゲットを絞った信用供給や緩和策で対抗しようとしているデフレ的な動きが強まることになります。

また、上海のような一級市場での前年比のプラスが続く一方で、他の地域では弱い数値が示されており、幅広い回復ではなく地域間での回復のばらつきが浮き彫りになっています。

市場が中国の成長軌道を注視する中で、このデータは不動産が当面、消費やGDPの勢いに対する追い風ではなく逆風であり続けるとの主張を補強する材料となっています。

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