AMF、モバイル投資アプリで投資手続きが10クリック未満に短縮と確認
AMF、モバイル投資アプリで投資手続きが10クリック未満に短縮と確認
フランスの金融規制当局Autorité des Marchés Financiers(AMF)は、2024年11月から2025年1月にかけて14のモバイル投資提供者をミステリーショッピングで調査しました。大半の提供者では、利用者が十回未満のクリックで金融商品に申し込めることが確認されました。AMFは、スムーズで迅速なモバイルの利用体験はユーザーエクスペリエンスを向上させる一方で「投資前に考える時間を短くする可能性がある」と述べています。
投資家の視点からの顧客ジャーニー検証
同規制当局は、投資家の視点から顧客ジャーニーをレビューし、投資前に顧客が受け取る情報や、提供者が投資を促すために用いるマーケティング手法に注目しました。モバイル上の流れは概してスムーズで、オンボーディングや取引実行を最適化するために構築されたデジタルツールの助けを受けて、口座は迅速に開設されることが多かったと報告しています。
商慣行の多様性と顧客誘導の手法
報告書は14社の名称を明かしておらず、すべての社が同じデザイン手法を用いていると主張しているわけではありません。商慣行は様々で、AMFが控えめなアプローチだと表現した企業もあれば、通知、プロモーション、ゲームのような仕掛け、コミュニティ機能などで積極的に顧客を誘導する企業もあり、これらは投資判断に影響を与え得ると指摘されました。AMFは実際のモバイルジャーニーをテストし、高速な実行、エンゲージメントツール、投資を促すプロンプトが同一の顧客体験内に同居していることを確認しました。
情報提供の弱点
一方で、これらのジャーニーを取り巻く情報層には弱点も見つかりました。ほとんどの企業は法定の規制書類を提供していましたが、一部は外国語で提供していました。総費用や金融商品の性質に関する情報は不十分でした。
