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来週の豪ドル/円・NZドル/円見通し、豪労働指標に注目

2026年8月15日 06:18 JSTEAパラダイス編集部

ニュース概要

今週の豪ドル/円とNZドル/円の動きを振り返ると、RBAの金融政策決定会合やNZ準備銀行のインフレ期待調査が市場の関心を集めました。来週は豪州の賃金・雇用指標が発表され、相場の焦点となりそうです。

今週の振り返り

週の取引開始時、豪ドル/円は111.37円前後、NZドル/円は92.88円前後で始まりました。11日に開催された豪準備銀行(RBA)の金融政策決定会合では、市場予想通りに2会合連続で政策金利を4.35%に据え置くことが決定されました。声明では「必要であれば」と追加利上げの可能性を残し、ブロックRBA総裁がその後の会見で利上げが再び必要となる可能性が「十分にある」と発言したことが、RBAの年内利上げ観測を改めて意識させ、豪ドルを支える要因となりました。

この流れで豪ドル/円は12日には112.76円前後まで上値を伸ばし、その後も底堅い値動きとなりました。一方、NZドル/円は週初に米ドル/円の上昇を背景に93.83円前後まで上値を伸ばしましたが、13日にNZ準備銀行(RBNZ)が公表した四半期インフレ調査で1年先のインフレ期待が3.41%から2.60%へと低下したことで、RBNZの追加利上げ観測が後退しNZドルが売られ、14日には92.82円前後まで下落する場面も見られました。

来週の注目点

来週は豪州で19日に4-6月期賃金指数(WPI)、20日に7月雇用統計が発表されます。11日のRBA会合で政策金利は据え置かれたものの、総裁は追加利上げの可能性を残しているため、来週の賃金・雇用指標は今後の追加利上げ観測を左右する重要な材料となります。

記事は、RBAの最大の焦点がインフレ動向にあることを示しており、労働市場が底堅さを示せば需要や消費が回復しインフレが再び加速する可能性があるとされています。賃金の伸びや雇用者数の動向、失業率などの強い結果が出れば、RBAの追加利上げ観測を後押しし、豪ドルの支援材料となるとの見方が示されています。

また、RBAは11日に中東情勢について「インフレに及ぼす影響は今のところ予想を下回っている」と評価する一方で、中東情勢の緊迫化が長期化すれば原油価格が高止まりし世界のエネルギー価格とインフレに上昇圧力がかかり続けるため、豪国内のインフレ圧力が予想以上に高くなる可能性があると指摘しており、中東情勢の動向にも引き続き注意が必要とされています。

免責事項:本記事は情報提供を目的としたものであり、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。